カボチャの栽培方法 のバックアップ(No.1)
本ページでは、カボチャの育て方について解説する。 土づくり
カボチャはつるが広がるので、かなり広い面積を必要とする。具体的な数値で表すと、株間が70㎝間隔で、3mほど横につるを伸ばしていく。このため、これを加味して植える場所を作るのがよいだろう。蔓を畑の外に向けるよう勧めている文献もあるが、ご近所トラブルの観点から、あまり蔓を畑の外に出そうとするのはお勧めできない。 苗づくり
遅霜の心配がなくなる4月中旬ごろ~5月に種子をまくと、低温障害に合いにくい。 苗の植え付け
播種から3週間後には、苗がしっかりと育っている。苗づくりの方法は前述したが、カボチャ栽培が初めての場合は、ホームセンターや園芸通販店で苗を買って植えるのがおすすめである。 蔓の管理
カボチャは強健な植物なので、蔓を伸ばしておいても果実を収穫できるまでには成長する*1が、基本的な管理としてここに記載させていただく。 受粉
畑で栽培する場合、放っておいても蜂などの昆虫が勝手に受粉して果実が育ってくれるが、マンションのベランダでの栽培の場合は昆虫が来ない場合もあるため、確実に果実を収穫するには人工受粉するのがよい。 玉直し
地這い栽培の場合、横に転がっている果実をまっすぐ上に立ち上げる。この時、勢い余って果梗を折ってしまうことがあるので、優しく持ち上げる。横になっていた際、地面にあたっていた部分は黄色くなっていることがある。これは、現時点でのカボチャの果肉の色を示すランドマークであるとされる。この黄色くなっている部分と普通の果皮の色の部分では食味に大差はないので、玉直しをしないこともある。 収穫
西洋カボチャの場合、受粉からおよそ45日前後に収穫する。収穫のサインとしては、果梗(蔕)の部分が白く枯れてコルク状になり、横にも縦にもひびが入ったころが収穫に最適な時期である。 病害虫・生理生涯
カボチャは病害虫が少ないことは本ページの冒頭で述べたが、それでも病害虫には気を付けるべきである。 コメント
閲覧者数
|